2011-08-22

Solitude

Sword nine from pixy/Waite

孤独をあらわすカードはなんだろう、と考えたときに。Sword の 9 しか思い浮かばなかった。

数字をたどれば、(きっとウェイトたちは) 9 は 10 のうち 1 しか残っていない (と考えただろう) と、友人 T の言葉から連想が働いたせいもある。だが、残りの数札 39枚検討してもほかにないと思える。

孤独は 9 , 孤立は 5 かな。


Sword five from pixy/WaiteSword five from Lo Scarabeo

孤立は 5 といきなり言っても分かりにくいかと思う。

じつは近頃、ウェイトとクロウリ両方の象意をうまくまとめたLo Scarabeo Tarot を愛用していて、ここでは Sword の 5 はこんな感じ。


Sword five from Lo Scarabeo

同じデッキで、9 はこう。

ドキュメントの管理 ( simple shell script for document management by cvs )

しばらく前、友人 T と Quantum Tarot に付属のドキュメントを共同で和訳しないかと持ちかけられた。

二人とも SE が本業。ならば共同作業のためには履歴の残るシステムを作りたい。環境オタク の血が騒いで、cvs で管理するための、最初の雛形をつくるためのスクリプトをざっくり作ってしまった。

ただし、このスクリプトではふつうのタロットのためのテキストファイルを作るコマンドにしてある。私も自分用に、自分のふつうのタロットへの随想をまとめてみたかったのです。

#!/bin/sh -eufC
#
#   $Id: makeTarotDocSkelton,v 1.2 2011/08/22 04:58:31 yaemon Exp $
#

DIR="."

if test $# -eq 1 ; then
	DIR=$1

	test -d "$DIR" || mkdir -p "$DIR" || exit 255
fi

INIT_STRING=`echo '?Date:?' | gsed -e 's/?/$/g;s/^/\t\t\t/;'`

for suit in 'Cup' 'Pentacle' 'Wand' 'Sword' ; do
	mkdir "$DIR"/$suit
	for num in 'Ace' 2 3 4 5 6 7 8 9 10 'King' 'Queen' 'KNight' 'Jack' ; do
		echo "	[" $num " of " $suit "]" $INIT_STRING >  "$DIR"/"$suit"/"$suit"_"$num"".txt"
	done
done


mkdir "$DIR"/Trump
for Card in \
	00_Fool \
	01_Magician \
	02_HightPriestess \
	03_Empress \
	04_Empror \
	05_Hierophant \
	06_Lovers \
	07_Chariot \
	08_Justice \
	09_Hermit \
	10_WheelOfFortune \
	11_Streight \
	12_HangedMan \
	13_Deth \
	14_Temperance \
	15_Devil \
	16_Tower \
	17_Star \
	18_Moon \
	19_Sun \
	20_Judgement \
	21_World \
	; do
	Title=`echo $Card | sed -e 's/.._//;'`
	echo "	[" $Title "]" $INIT_STRING >  "$DIR"/Trump/$Card".txt"
done

2011-08-15

ふたつの塔 ( towers )

先月につづいて二回目、晴れた夜に満月に向かって歩くと両脇に二つの塔がある気がする。

どんだけ、タロット中毒やねん ……てはなし



先月にふたつの塔に向かって進んだ気になったあと、友人の日記にこんなコメントを寄せた。

[月] のカード。今まで気がついていなかった現実への推測に気づくカードだと思っています。良くも悪くも。

ところがたいがいの人は、悪い推測はなかなか思いつかない。良い推測はわりにすぐに思いつく。悪い推測は、よほど状況証拠が積み重なって、やっと気づかされる。

結果として、ふつうに顕れるときには、「現実である可能性が高い、悪い推測」であることは確かに多い。でも筋金入りのペシミストにとっては、良い推測であることのほうが多い。

日本語で「不安」と書くと「現実ではあるがまだ確かめていない、悪い推測」の意味と、「まだ起こっていないで出来事への悪い結果予測」の二つの意味があって。分けて表現しようと思うと、なかなか面倒ですね

楽観的な推測と、悲観的な推測。ふたつの極端をきちんと把握した塔を建てることで、間に進むべき道が見えますね

なかなか気づかなかったり、やっとたどり着いた仮説だからといって事実とは限りません。

推測が事実かどうかなんて、道/未知を歩いてみないとわからない


今日は、二つの外れてはいけない左右の方角に、楽観と悲観ではなく、傲慢と虚飾てことばを思い出した。自らも信じ込んだ過信と、自らが無理していると分かっている虚飾。

Google に翻訳させると、Arrogance and vainglory て訳がでてきた。未検証。