先月につづいて二回目、晴れた夜に満月に向かって歩くと両脇に二つの塔がある気がする。
どんだけ、タロット中毒やねん ……てはなし
先月にふたつの塔に向かって進んだ気になったあと、友人の日記にこんなコメントを寄せた。
[月] のカード。今まで気がついていなかった現実への推測に気づくカードだと思っています。良くも悪くも。
ところがたいがいの人は、悪い推測はなかなか思いつかない。良い推測はわりにすぐに思いつく。悪い推測は、よほど状況証拠が積み重なって、やっと気づかされる。
結果として、ふつうに顕れるときには、「現実である可能性が高い、悪い推測」であることは確かに多い。でも筋金入りのペシミストにとっては、良い推測であることのほうが多い。
日本語で「不安」と書くと「現実ではあるがまだ確かめていない、悪い推測」の意味と、「まだ起こっていないで出来事への悪い結果予測」の二つの意味があって。分けて表現しようと思うと、なかなか面倒ですね
楽観的な推測と、悲観的な推測。ふたつの極端をきちんと把握した塔を建てることで、間に進むべき道が見えますね
なかなか気づかなかったり、やっとたどり着いた仮説だからといって事実とは限りません。
推測が事実かどうかなんて、道/未知を歩いてみないとわからない
今日は、二つの外れてはいけない左右の方角に、楽観と悲観ではなく、傲慢と虚飾てことばを思い出した。自らも信じ込んだ過信と、自らが無理していると分かっている虚飾。
Google に翻訳させると、Arrogance and vainglory
て訳がでてきた。未検証。