前から気になっていたギャグ漫画May 探偵プリコロ
の 1, 2巻 を古本屋で入手できた。
読んでいてつくづく思う。うっかりタロットで当たってしまう現象、本当にこんな感じだ。理窟をいくらつけても現実を解き明かす度に裏切られ、ただ結果だけが出る。
本当に奇偶 を呼び寄せてしまう体質としかいえず、ある日突然に訪れる。
魔夜峰央氏といえば、代表作 パタリロ
のなかに悪魔を登場させたり、その悪魔を主人公にした話を描いたり、あまつさえタロットカードのデッキすら作ったことがあるが。それは単にミーハーな感じの、読者層に合わせた風味に過ぎなかったと思う。
オカルト色をまったく排したこのギャグ漫画のほうが、オカルトの真髄を衝いている気がする。
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