昨晩、久々に自分のことを引いて、筋の通らない並びを引き当てた。仕事の内容、いまの状況にしては、あまりに重いカードが出すぎだ。
約一年ぶりの現象に、偶然なんだから意味のとれない並びを引き当てることもあるさ
とノートには書いたが、やはり気にかかる。去年の10ヶ月は筋の通る並びを引き当てる確率を出して理由を出そうとしたが、今日は筋の通らない並びを引く確率を計算しようとすら思った。
確率に意味を持たない現象だと既定・納得したわけだから、それは瞭かに間違い。
こんな文章を見つける。納得。
で、道場に行ったら、師範の先生が射つ場所はろうそくの明かりがあるのですけれども、的はぜんぜん見えません。真っ暗な中を先生が射つのです。しかし矢は見事に的に当たり、しかも次、二の矢を討ったら、それは一の矢の矢筈を割って刺さるのです。それをヘリゲルに見せて、先生が言うんです。
これは私が射ったのではありません。と。(略)それが射ったのです。それに二人で頭を下げましょう(大幅に略)
知っていたアメリカ人がいて、僕に
Kawai, 僕はオイゲル・ヘリングを読んで、ものすごく感激したけれど、実際にテレビでやったら、西洋のほうがよっぽどよう当たる。日本のなんか、ムチャクチャ離れたところにパーッ行ったりして。なんでああいうことが起こンねやと言うから、僕はこう言ったのです。
ああ、あれは、テレビに出ますと言ったときには、日本はもう負けていますと。日本の弓術は、テレビでやるもんではありません。見世物にやろうと思ったときに、その人はもう負けているんです。見世物に勝とうと思っている人が、それの力を借りたりはできません。自分で何とか当ててやろうと思うに違いないですよ。だから、テレビに出ようとしたというだけで、それはほんとうの日本の弓術ではありませんと言ったら、みんななるほどなと感心していましたが、どこまでほんとかわかりません(笑)。でも、わかるでしょう。その辺りが非常に難しいんです。心の扉を開く(河合隼雄 2006)
稀少な確率、信じがたい並びを引き当てる状態は、セルフが強くなった状態。エゴでは引き当てられない
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