2009-11-06

日本のタロット本のメモ

先週、図書館で適当に予約した本を借りてきた。

タロット その歴史・意味・解読法 は、タロット大全ユング派による愚者の旅解釈 の筆頭に挙げられた古典、アルフレッド・ダグラス (Alfred Dougras) の書籍であった。一番読みたかった本の一冊だ。

ぱらりと見る。高校生の頃に読んだのかもしれないと思った。それくらい、私がカードを視て昔考えていた内容と似ている。だが 1995 邦訳初版。

ユングに凝り固まって世界を解釈しながらウェイト版のカードを視て考えていたのだから、似ていて当然。当時読みふけっていた本の中には、この本の内容をベースの解説もあっただろうし。

錬金術とタロット ( Rudolf Bernoulli / 種村季弘 1972改訂版) も、日本にタロットが紹介された草分けとして取り上げられていた一冊。

考えてみれば、そして私が友人にタロットというものを教えられたのが 1978年、小学五年生。真面目に何冊もの本を買っていた中高生時代が、木星王氏が魔女の家ブックスを立ち上げていた次々に古典参考書を翻訳していた頃。日本での先駆けの世代なのだな。

タロット・リーディング (藤崎緑 / 2004) は… まぁ占い から興味をもった人への手引きとして興味のある人に勧めたくなる本。図版が多くて配置のセンスが良い。

タロット (A.T.Mann 1993 / 矢羽野薫 訳 1996 ) 、古典的というかベーシックというか。

あと、先週ざっくり読んで、こらダメだと図書館で斜めに読んで却下したのがタロット占い事典−Egiptian tarot−(辛島宜夫 1989)

オリジナルのカードなんて、これが正しい とか こんなヴィジョンが降りてきた と確信をもって作るものだろう。

オリジナルのカードを作ってみました、こんな感じです。こんな工夫こらしましたよ、てそれ単に宿題を出された生徒だよ。

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